マイナス金利政策解除

2016年1月から導入されたマイナス金利政策が解除されました。

様々なメディアで住宅ローンの金利は今後どうなるのかという議論がなされています。

専門家によっても「変動金利がいいと思う」「固定金利がいいと思う」と判断は様々です。

当たり前ですよね。だってこの先の金利がどう動いていくか、正確にわかる人なんていないんですから。住宅ローンの返済が終わった頃に結果論で「変動で良かったね」「固定で良かったね」とお話することがあると思いますが…

私はマイナス金利政策が解除になろうがなるまいが、住宅ローンのご相談をいただいた時には固定金利住宅ローンの【フラット35】をまずお話しさせていただいています。

なぜなら【フラット35】は契約時に最後までの金利や返済額が確定する。こんなわかりやすい住宅ローンは他に無いですからね。そのためお客様にもきちんとしたお話がしやすいんです。ただし固定金利の金利は若干高めに設定はされています。これは良くも悪くも以後の金利変動によるリスクを回避する保険料と私は考えています。

一方、主に銀行等で取り扱っている変動金利住宅ローンは基本半年に1回金利見直しがあります。3年から10年の期間固定も選択できるものの、もちろんその期間経過後は金利はどうなるかわかりません。また金融機関によって新規利用時キャンペーン金利としての優遇金利が適用となりますが、それが終わるとどのくらい変わってくるのかも大事なポイントです。

本当に個人的な考えなんですが、私はなんとなく変動金利はアンフェアな気がするんです。金利の変動については、もちろん経済情勢も大いに影響すると思いますが、何となく各金融機関の手の内にあるような気がしちゃうんです。実際はそんなことはあり得ないのですが…気持ちの問題ですよね。

そんなことで私はまず固定金利住宅ローンのお話をするようにしています。ただそこまで頑固でもないので変動金利住宅ローンのお話もします。

皆様が住宅ローンをご利用になられる時にはじっくり検討してみてください。

住まいるプラザ 須佐


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